フォーゴトン・レルムを知ってみよう
ダンジョンズ&ドラゴンズ第5版にはフォーゴトン・レルムを舞台にしたサプリメントやアドベンチャーが用意されています。
- 『ソード・コースト・冒険者ガイド』日本語版
- 『バルダーズ・ゲート:地獄の戦場アヴェルヌス』日本語版
PCゲームのバルダーズ・ゲートを遊んでいたこともあり、知っている設定で遊んでみたいと思いこれらの本を手に取ってみました。
ソード・コースト・冒険者ガイドは、本に載っている地図がソード・コースト周辺だけなのですが、説明としてはフォーゴトン・レルム全体の地名が登場しています。本を読んでみたことで知らないことが逆に増え、もっといろいろ調べたい気持ちになりました。
ちなみにプレイヤーズ・ハンドブックのヒューマンの名前と民族性(P.50)にもフォーゴトン・レルムの地域の説明が例として記載されています。
参考になった資料たち
日本語の簡単に手に入れられる資料では、これ以上調べることができないということがわかり、さらに調べてみようとした際に参考になった情報を書いてみます。
Forgotten Realms Campaign Guide (4e)
フォーゴトン・レルム・キャンペーン・ガイド(第4版)は、フェイルーン大陸のポスターマップもついていて大変参考なりました。日本語版は手に入らなかったので英語版の書籍を購入しました。今ならDungeon Masters Guild(後述)で購入すると思います。
Forgotten Realms Wiki
英語で調べようと決めると、Forgotten Realms Wikiにほぼすべての情報があることに気づきました。調べるべき単語がわかっているなら、ここで検索すればなんらか情報を得られます。
Dungeon Masters Guild
とはいえ、書籍のように一段大きなくくりでまとまって解説してくれいている資料はないかと探していたところ、Dungeon Masters Guildを知りました。
ここは、ダンジョンズ&ドラゴンズ関連の自作コンテンツの販売ができるウェブサイトで、完全オリジナルのコンテンツはもちろんのことフォーゴトン・レルムなどの公式設定を使ったコンテンツも販売することができます。
調べていくうちに、ここに第5版より古い公式の書籍がデジタル版ですべて販売されていることに気づきました。
ContentでD&D Classicsを選択すると、過去の公式書籍を絞り込んで表示することができます。値段もPDF版であればプレミア価格になっている同じ紙の書籍を購入するのに比べて大変お得になっています。
Grand History of the Realms (3.5)
Dungeon Masters Guildで見つけた書籍の中で、とても参考になったのがこちらになります。
フォーゴトン・レルムの記録に残る最も古い時代からの歴史が記載されています。それぞれの時代での特徴的な地方の地図やコラム的なものも含めて160Pほどあって、ウィキペディアで歴史関連のページを無心で読み続けてしまうような方には大いにお勧めします。
Dungeon Masters Guildで販売されているこの書籍のデジタルデータは紙の書籍をスキャンしたもののようで、PDFでの文字が微妙に間違っていたりします。Forgotten Realms Wikiで検索したりしながら読み進めているのですが、遺跡で見つけた古い呪文書を解読しているような感じがあって大変面白いです。
まとめ
フォーゴトン・レルムについて知るためにいろいろ調べるうちに、ダンジョンズ&ドラゴンズで遊ぶために使えそうないろいろな情報を知ることができました。これから遊ぶセッションで、手に入れた知識を活用していこうと思います。
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